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活動日記


私たちがサポートする中で小さな事から形にならないことまで様々です。 ご覧頂く文章は「伝の心」(日立製)という、額に貼り付けたスイッチで意思伝達装置を操作し作成されました。不自由なく暮らす私たちに感動を与え、大きく形となった成果と言えるでしょう。涙があふれんばかりの感動と言葉では言い尽くせない大事なもの教えていただきました。

私は62歳の男、3年前脳梗塞で倒れた。(身体はぜんぜん動かない。勿論口はきけない。目はぱちくりできる。首は少々動く。耳は聞こえる。)
そんななかでKさんとHさんに御世話に成ることに成りました。(KさんとHさんはパソコンボランティアねっこの会)
口が聞けないから大変だ。俺もコミニケーションがとれず参った。

Kさんがいっている(文字盤を読み取って)事をHさんが一所懸命書いて要るみたいだけど、俺に見せないから間違っているのか、正しいのかわからない。俺に見せれば一髪でわかるものを(また、訂正もできる)
俺たちみたいなやつに教えるのだったら文字盤(透明な盤に字がかいてある、それを俺がみている処を何処見ているか判断する)も読めるように、また小さい声でこちゃこちゃ言っていないで思っている事を言って下さい。それで俺のやっている事がわかる。やれといったことと違う事をやっている場合は指摘して下さい。そうする事によって、今何をしているかわかる。 いづれにしてもコミュニケーシヨンが出来ることが大切だ。

毎週御苦労様です。わからんちんで大変だろうな。
これに懲りずに続けてください。なんてたって俺は口が聞けない、皆が書いたものをみなければわからない。(正しいか、間違っているのかわからない。)ごめん。疑っているわけではない。これしか確かめる方法がない。

船頭は一人にしないと俺が迷ってしまう。誰に返事したらよいのかわからない。
俺がなにしているかわからないときは、こそこそ言わないではっきり言って。

これからもよろしく。


尚、この文章はご本人の承諾を得て掲載させて頂いております。


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